研究の結果わかった健康で幸せな住まいとはどんな住まいかを見ていきましょう。
あなたの家は、
- キッチンに立って作業する時、リビング・ダイニングを見通せますか?
- リビング・ダイニングから、キッチンにいる家族に声をかけすいですか?
上の答えがNOなら、もしかしたら健康に悪影響があるかもしれません。
研究の結果、キッチンからリビング・ダイニングの見通しが悪い住まいでは、心身の健康に影響があることがわかりました。
その影響は、男性より女性の方が大きかったのです。
目線がさえぎられている場所で、それぞれの家族が離れて過ごすと、コミュニケーションがしにくいために、お互いに疎外感を感じてストレスになります。
ストレスが日々積み重ねられていくと、いつの間にか家族の関係がギクシャクするということになりかねません。
間取りが家族の会話の量や質に関係あるということに、気づいていないことが多いのです。
間取りのせいで、いつのまにかストレスをためていくということがあるのです。
だから、空間デザイン心理学®では、キッチンからリビング・ダイニングへの見通しを良くすることをおすすめしています。
どんなに、「ちゃんと会話しよう」と思っても、住まいが「会話しにくい」空間になっていると、いつの間にか会話がなくなっていくということが起きてしまいます。
空間は、意志より強く人生に影響するのです。
あなたと家族にとって、プラスの影響にする部屋づくりとは?
ここでは、家族のコミュニケーションという視点で空間の影響についてお伝えしました。
このような空間の影響を知り、心理学・脳科学・生態学などの科学的根拠をもとに、メンタルや体に良い影響を与える空間づくりの方法を、誰にでもわかりやすく体系化したのが空間デザイン心理学®です。
わたしたちが空間から受けている影響を、よりプラスの影響になるように活用することが大切です。
そして、空間の影響を知り、空間の力を活用すると、
子どもが集中して勉強するようになる
家族が自然と片づけるようになる
夫が家事を手伝うようになる
ケンカが減り、家族みんなが穏やかな気持ちで過ごせる
夫婦の会話が増える
など、住んでいるだけでいつの間にか理想の暮らしが叶っていきます。
あなたの理想気持ちや行動が自然に叶う空間のつくり方を、空間デザイン心理学®の講座でお伝えしています。
次のページで、詳しくお話しします。