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心理と空間のプロが叶えた「本当に落ち着ける家」

~空間デザイン心理士®プロのチームで叶えたリノベーション実例~

目次

プロジェクトの始まり

 空間デザイン心理士®プロの村田由美子さん(0期生)は、空間デザイン心理学®の講座の在籍中に、小学校の同級生に講座の課題モニターをお願いしたことがありました。当時はタイミングが合わず実現しませんでしたが、2024年春、お子さんの独立の時を経て、「これからの暮らしを見つめ直したい」という想いとともに、あらためてご相談をいただいたことが、このプロジェクトの始まりでした。

 物件は築25年の庭付きマンション(約100㎡)ご夫婦二人暮らしになった、人生の次のステージの住まいです。

 当初は「キッチンだけ直したい」というものでしたが、LDNメソッド®️を使った深層のニーズを引き出すヒアリングを丁寧行いました。

すると、
✔ 家でどんな気持ちで過ごしたいのか
✔ 夫婦として、これからどんな時間を大切にしたいのか
といった、“暮らしの本質”が言葉になっていきました。

こうして、「部分的なリフォーム」ではなく、ご夫婦のこれからを支える住まい全体のリノベーションがスタートしました。

空間デザイン心理士®プロ同士だからできた、チームでの提案

 今回のプロジェクトは、空間デザイン心理学®を共通言語に持つ
空間デザイン心理士®プロ資格者チームで進められました。

・インテリア・全体統括:村田由美子(0期生)
・建築設計:豊田桂子(3期生)
・照明・収納計画:栗原京子(6期生)

 心理・行動・空間の視点を共有しているからこそ、「なぜこの提案なのか」「このご夫婦にとって何が最適か」をぶれることなく、それぞれの専門性を活かした提案が可能になりました。

ご夫婦の特性・ニーズ・空間の可能性を可視化する

 今回のリノベーション最大の特長は、空間デザイン心理学®の手法を用いて、暮らしのニーズを“見える化”したことです。

 まず、行ったのは、ご夫婦それぞれのパーソナル居心地診断®
・どんな行動特性を持っているのか
・どんな環境で、無意識に安心できるのか
・家の中に「どんな居場所」が必要なのか
 これらを整理し、「その人らしくいられる居場所」を明確にしました。


 さらに LDNメソッド® によるニーズ診断を通して、これからの暮らしで感じたい感情や価値観を言語化。
浮かび上がってきたのは、
「安心したい」
「もっと夫婦でつながっていたい」

という、とても本質的な願いでした。

 加えて、既存住まいを心理学・行動学の視点で空間解析。使い勝手や見た目だけでなく、心や行動がどう反応しているかという視点から、現在の住まいの課題と可能性を客観的に整理していきました。

「住まい手が家づくりの主人公」

 こうして導き出された特性・ニーズ・空間解析をもとに、以下のような提案をしました。
庭とつながる開放的なオープンキッチン
 料理中も夫婦の会話が自然に生まれ、外の自然に触れながら安心やリラックスを感じられる空間へ

明るく心が晴れる色彩計画へ刷新
濃色中心だった空間をナチュラルトーンへ
心が自然に緩み、安心感が生まれる色彩に

・心理に基づく素材・照明・カーテン計画
「明るく、開放的にしたい」というご要望の奥にある外からの視線やプライバシーへの無意識の不安に着目。
 窓外環境も考慮し、プレーンシェードを採用しました。これは表面的な要望ではなく、心理的な安心感を守るための選択です。

・視覚だけでなく触覚や質感が心に与える影響を考慮し、「緊張をほどき、長く居たくなる」空間

・照明で心理と行動のゾーン分け
くつろぎたい場所、会話を楽しみたい場所、 一人で落ち着きたい場所、それぞれで感じてほしい感情を整理し、明るさ・色温度・照らし方を使い分けています。

 どれも「見た目を良くするため」ではなく、そのご夫婦が、そこでどう感じ、どう過ごすかを軸にした提案です。

お客さまからいただいた大切な言葉

村田さんは、下記のように語っています。

このリノベーションは、私にとって大きな学びになったプロジェクトでした。何よりよかったのは、建築・照明・収納・インテリアのそれぞれの得意分野を持つ3人でチームを組んめたからこそ、一人では難しい規模の提案も、補いあいながら実現できました。

 お客様の要望をそのまま受け取るのではなく、「本当に必要なのは何か?」を心理や行動から読み解き、
根拠をもって提案すること。

 その姿勢が信頼につながり、最終的にお客様からいただいた「私たちが、家づくりの主人公でした」という言葉は、何より印象に残る嬉しい言葉だったそうです。

これからも、空間デザイン心理学®の知識と実践を活かし、一人ひとりの「これからの暮らし」に寄り添う住まいづくりを続けていきたいと考えています。

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