空間デザインのヒント

仕事や勉強で効率UPする音楽は?

投稿日:2020.5.7.

やる気が起きないからと、アップテンポの曲をかけて仕事していませんか。
それは、効率UPしない曲かもしれませんよ。

こんにちは。「空間デザイン心理士プロ」の高原美由紀です。
前回は、インテリアと照明の違いで、仕事や勉強の効率をUPできるということについてお話ししました。

インテリアと照明が準備できたら、つぎは、音楽についてです。
仕事や勉強の時、音楽をかけていますか?


集中したい時の音楽は、リラックス音楽が良いと思います。

音楽と作業効率の関係については、多くの研究があります。
専門的なのですが、少しご紹介しますね。

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・アップテンポ、クラシック音楽、無音状態で暗算を行った実験で、アップテンポの音楽は作業がはかどるがミスが多く、クラシック音楽や無音状態の方がアップテンポ音楽よりミスが少ない。(1)

・記憶やひらめきに関係するθ波が、クラシック音楽、無音状態で高まる。 θ波は、強く感情(情動)が動いた時に扁桃体が発生する脳波で記憶に関係する。 快適な時にθ波が高まり、注意力が高まるといわれる。逆に、不快な時はθ波は減少する。(1)

・リラックスしているとき、内的な精神活動のときに高まるα波が、クラシック音楽での暗算作業後に高まる。(1)
逆に、興奮状態の時に高まるβ波は、アップテンポの音楽で高まる。(2)

・アップテンポの音楽をかけると脈拍が作業中だけでなく作業後も高かった。(2)

結論!

作業効率を上げるには、クラシック音楽などリラックスできる音楽が良いでしょう。 アップテンポの音楽は、掃除や片付けなど、単純な作業を早く片付けるには向くが、正確性が必要な作業には向かないようです。

作業中は、アップテンポの音楽をかけるのであれば、音楽がない方が効率は良いということになります。

まとめ

今回は、仕事や勉強の効率がUPする音楽についてお話ししました。
ぜひ、取り入れて効率UPしてみてくださいね。
・アップテンポの音楽は、やる気を出したいスタートアップだけにして、作業中はひかえる。 作業効率UPには、リラックスできる曲を選ぶ。 音楽は、作業中はリラックスできる曲を選ぶ。
・ インテリアを気に入っていると、ストレスや疲労が少ない。




参考文献
(1)相馬洋平ほか, 音楽環境の違いによる作業効率に関する人間工学的基礎研究、電子情報通信学会技術研究報告, 105(304), 43-46, 2005
(2)水野松本由子ほか, 精神作業負荷時における作業環境と関連した脳波・脈波の定量解析, 生体医工学 日本エム・イー学会誌48(1), 11-24, 2010



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