インテリアビジネスニュースに代表理事高原美由紀が掲載されました
インテリア業界の新聞といえば、歴史のあるインテリアビジネスニュースさん。紙の新聞以外にオンラインニュースも毎月2回発行されています。
その7月10日号の1面いっぱいに、本協会代表理事の高原美由紀を取り上げてくださいました。
人は無意識のうちに住まいから様々な影響を受けている
人は無意識のうちに住まいからさまざまな影響をうけています。夫婦仲の問題、子どもの育ち方、片づけられない間取り。それらは機能的で美しい空間をつくっても解決できません。心理学に基づいた科学的なアプローチが必要なんです。
夫婦の会話がはずまない、家にいても孤独や疎外感を感じたり、落ち着ける居場所がないと感じる、リモートワークに集中できない、兄弟が一緒にダイニングで勉強すると喧嘩になる、集中しない。
そんな、暮らしの中の悩みが、実は住まいの間取りや家具のレイアウトが原因だということに多くの人が気づいていないのです。
もし、住まいや家具のレイアウトを変えるなら、それらが自然に解決してしまうということがあるのです。
人間の心理と行動には共通の反応がある
空間に対する心理や行動には、動物共通の反応、人間共通の反応、個人特有の反応があります。共通の原理といってもよいでしょう。
この反応は、無意識的なものであるので、本人は気づいていないのです。
それを設計者がちゃんとわかった上で提案できるか、それを知らずに、ただお客様のご要望をカタチにするだけなのかでは、結果は大きく違います。
だから、たとえお客様のご要望をとらえて形にしても、もし動物や人間に共通する反応を満たしていなければ、しあわせなにはならないのです。
そんなことを取材してくださり、とてもわかりやすくまとめて書いてくださいました。わかりにくい空間デザイン心理学®を端的にまとめてくださり、やはり、さすがだなと感心致しました。
発行人の善明剛史さんに、心より感謝申し上げます。
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画像引用:善明剛史:インテリアビジネスニュース, インテリア情報企画 ,804,2022